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COLUMN

家づくりコラム

北欧照明を学び、暮らしに取り入れる 〜光でつくる心地よい時間〜

2025.11.14

北欧照明を学び、暮らしに取り入れる 〜光でつくる心地よい時間〜

北欧の家づくりと聞くと、多くの方が「木の温もり」や「シンプルで飽きのこないデザイン」を思い浮かべると思います。でも実は、北欧の暮らしを心地よくしているのは“照明の使い方”でもあります。

日照時間の短い北欧では、「光」が暮らしの質を左右するほど大切。 家族が自然と集まる灯り、料理がおいしそうに見える灯り、リラックスできる灯り… その考え方は、日本の住まいにも取り入れやすいものばかりです。

北欧照明が大切にしている3つのポイント

① 多灯分散 ― 一つの明かりに頼らない

天井のシーリングライトひとつで部屋全体を照らすのではなく、テーブルランプ・ペンダント・フロアランプを組み合わせるのが北欧スタイル。 光を“点”で重ね、影と奥行きをつくることで、お部屋にあたたかさが生まれます。

② 目に直接光源を入れない

北欧照明は、ほとんどが電球が見えない構造。 眩しさを抑え、光そのものがやさしく広がるため、木の家や自然素材の内装ととても相性が良いのが特徴です。

③ 佇まいが美しいデザイン

北欧照明は、消えていても美しいのが魅力。 たとえば、

  • ルイス・ポールセン「PHシリーズ」「AJランプ」
  • レ・クリント「ハンドクラフトシリーズ」
  • アルテック「A330S ゴールデンベル」

など、機能性とデザイン性を兼ね備えた名作が多くあります。

暮らしにどう取り入れる?(実践例)

● ダイニングは“顔がきれいに見える光”

ペンダントライトを1〜3灯、テーブルから約60cmの高さに。 家族の表情がやわらかく見え、食卓の雰囲気がぐっと良くなります。

● リビングは“くつろぎの光源を3つ以上”

  • ソファ横のフロアランプ
  • 壁面の間接照明
  • 手元のテーブルランプ

リビングに光源が3〜4つあると、夜の時間が驚くほど快適に。

● 寝室は“低い位置の光”で落ち着きを

天井照明を頼りにせず、ベッドサイドのランプをメインに。 光の高さが低いほど、心が静まりやすく、眠りにつきやすくなります。

照明は「家の性能」とも深く関係します

ヤマソラハウスのように断熱性能の高い家は、照明計画がとても活きやすい家でもあります。

  • 自然光のコントロールがしやすい
  • 冬の暗さ・夏の眩しさを緩和しやすい
  • 光と影が素材に美しく映える

明るさだけでなく、“光の表情”をデザインできる家と言えます。

まとめ:光を学ぶことは、豊かな暮らしを学ぶこと

北欧の照明文化は、「光で心地よさをつくる」という考え方が根底にあります。 どんな時間をつくりたいかを軸に照明を選ぶだけで、暮らしの空気がふわっと変わります。

ヤマソラハウスの外張り断熱と照明の相性

自然素材 × 外張り断熱 × 心地よい光。 この組み合わせは、毎日の暮らしを穏やかに整えます。